1991-03-13 第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
これは今たまたま委員から、税務署を例示で挙げて公務員の待遇というものについて御指摘をいただいたわけでありますが、これはひとり国税だけではありませんで、例えば税関あるいは海上保安庁、気象庁等々、本省庁から遠い組織を持つ当局共通の一つの問題ではなかろうかと思います。今の御指摘をも踏まえ、それぞれの実情に応じた改善策が今後ともとられていくように努力をしてまいりたい、そのように思います。
これは今たまたま委員から、税務署を例示で挙げて公務員の待遇というものについて御指摘をいただいたわけでありますが、これはひとり国税だけではありませんで、例えば税関あるいは海上保安庁、気象庁等々、本省庁から遠い組織を持つ当局共通の一つの問題ではなかろうかと思います。今の御指摘をも踏まえ、それぞれの実情に応じた改善策が今後ともとられていくように努力をしてまいりたい、そのように思います。
ひとり国税の面だけ全くの考慮が払われていない。何もないでしょう、この点は。いま損金算入ということをちょっとおっしゃいましたけれども、しかし、そろばんの勘定ではなくて、農業を守るという観点ですね。
ひとり国税だけが、税務署長並びに国税局長が、自分のやったことを自分で審査するというばかげたことがあろうかということが、国税不服審判所発足の基本になった論理であります。いまや、その天の声あり。
しかも、この遠山という男は全くけしからぬと思うのは、ひとり国税の中だけでやっているのじゃないのです。あんた御存じですか。ほかの官庁へまで行って、国税ではこういうふうな労務管理をやっているのだ、この国税の労務管理というものはまことに適切なものだ、模範的なものだ、これにならえというような講義を、不当労働行為扇動の講義を行なっているということを、あなたは知っていますか。
今回の税制改正による不合理は、ひとり国税にとどまりません。地方税率の改正にも、これを指摘することができるのであります。税体系の簡素化と称して、芸者の花代を現行の百分の三十を百分の十五に引き下げて、彼らを優遇し、その反面、勤労者の飲食三百円をこえ五百円以下のものに対しては、百分の五を百分の十に改めるなど、まことに何人のための減税であるかと言わなければならぬのであります。
ひとり国税だけではなくて市町村あるいは普通の裁判所等の競落物件の入札、そういうことに従事する人々がいるようでございまして、そういう点につきましては平素からよく注意いたしまして、今後とも監督をますます厳重にして、参りたいと思つております。
これは口先だけではございませんで、そういうような新しい角度から、ひとり国税に対してのみならず、その他の税制につきましても、総合的に今研究いたしております。その内容として、先ほど申し上げましたように、今回提案のものも、その趣旨をもちろん伸ばして行くわけでございますが、かなり私どもとしては、広範囲に改正すべき点は取上げて参りたいと考えておるわけでございます。
ひとり国税のみならず地方税にまでその論鋒を進められたのでありまするが、これはいわゆる全般の税制改正に対するところの一つの御議論でありまして、今問題になつておりますのは、所得税、特にその所得税のうちのいわゆる源泉徴收のみに対する一—三月の特例というだけのことなのでありまするから、私は税制全般に対する社会党の考え方をここで論述することを避けますが、社会党がこの特例に賛成するゆえんのものは、先刻来申しますように
さらに最後に申し上げたいことは、政府今次の税制改正中、今日すでに明確にされているものは、ひとり国税案のみであつて、これと密接不可分の関係にある地方税制の改正案のごときは、いまだに本国会に上程されておりません。